今週の注目馬【特別登録馬段階】
先週は無敗のソダシが敗れるなど波乱傾向で、二冠が制覇がいかに難しいことか理解することが出来ました。今週のダービーも無敗のエフフォーリアで決まりかと言われると、そう簡単な話ではないかと思います。特別登録馬段階ではありますが、現時点での注目馬と簡易見解を公開します。直前の調教や枠順を考慮して購入しない事もありますので、ご注意下さい。
今週の注目馬→
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5月29日(土)
2回東京11日 葉山特別 芝1600m
セリユーズ 前走:御宿特別13着【父:ディープインパクト】
ここ2走はシンガリ負けで終わったというのが世間の評価でしょう。しかし今回は帰厩後から南Wで入念に乗りこまれて再度見直しが必要です。二週前追い切りはアカイトリノムスメと併入し、一週前追い切りはサトノレイナスとの併せ馬を行いました。サトノレイナスとの追い切りでは5ハロン(64.7-49.6-36.4-11.9)の好時計をマークしています。サトノレイナスが内を通って最後は0.1秒先着しましたが、シンガリ負けで終わった馬がマーク出来る時計ではありません。3歳春の時点ではカレンブーケドールと接戦を演じたことからもまだ見限れません。
3回中京7日 葵ステークス 芝1200m OP
ロングトレーン 前走:マーガレットS2着【父:トランセンド】
例年の葵ステークスは京都芝1200mで前残り傾向ですが、今年は中京替わりで差し馬の台頭もあり得るでしょう。今の中京競馬場は極端に脚質が偏ることはなく、ペース次第では差し馬も十分届く馬場状態です。この馬の推奨ポイントは前走内容で、ハイペースを後方待機から勝ち馬とはクビ差の接戦でした。4コーナーでの進路取り次第では頭もあったかと思いましたが、勝ったアスコルターレは賞金を加算したことにより57キロとロングトレーンとは斤量差が1キロ生まれた点からもこちらを上位に取ります。
5月30日(日)
2回東京12日 ダービー 芝2400m G1
サトノレイナス 前走:桜花賞2着【父:ディープインパクト】
数年前なら牝馬が牡馬のG1を勝つのは至難の業でしたが、昨今は牝馬が有利なデータが続いています。その要因としてはやはり2キロの斤量差があるでしょう。今回は東京芝2400mですが、メンバーを見渡すとそこまでハイペースで飛ばす馬も見当たりません。またオークスよりもダービーの方が瞬発力勝負になりやすい傾向にあります。それならば牝馬のこの馬にもチャンスが生まれるでしょう。元々折り合いが付きやすい馬なので距離延長は問題ないですし、鞍上にはルメール騎手を確保と鬼に金棒です。ルメール騎手も国枝調教師にダービーをという気持ちが強いですから手綱捌きには注目です。一週前追い切りは南Wで5ハロン(64.2-49.1-35.9-11.8)を馬なりでマークするなど、大一番に向けて万全という印象です。
2回東京12日 目黒記念 芝2500m G2
ミスマンマミーア 前走:大阪ハンブルクC1着【父:タニノギムレット】
ハンデ戦で例年以上に混戦ですが、スタミナが問われやすい舞台に良績を残している馬に注目します。この馬の注目ポイントは3走前と前走の内容です。どちらもスタミナが問われやすい舞台でしたが、前走はレコードもマークしたように高速決着にも対応出来ました。充実期に入っていた印象ですし、今回も好走したコースと同じ適性が問われる舞台で重賞初制覇を期待します。
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