今週の注目馬【特別登録馬段階】
3歳牝馬クラシックの桜花賞はソダシが驚異的なレコードで快勝しました。皐月賞は混戦模様ですが、それだけに楽しみもあります。特別登録馬段階ではありますが、現時点での注目馬と簡易見解を公開します。直前の調教や枠順を考慮して購入しない事もありますので、ご注意下さい。
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4月17日(土)
3回中山7日 山藤賞 芝2000m
ゲンパチリベロ 前走:山吹賞1着【父:ドゥラメンテ】
前走は上がり勝負で敗れましたが、最後の直線で不利があり内容は及第点でした。勝ち馬の末脚が一枚上だった為に挟まれましたが、それでも0.5秒差なら良く健闘したと言えるでしょう。中山の芝は先週あたりから外差しが良く決まっており、この馬の脚質にもマッチする印象です。
2回阪神7日 陽春ステークス ダート1200m
ゴッドバンブルビー 前走:初春S5着【父:ヘニーヒューズ】
脚質的に展開で着順が大きく左右されてしまうのは仕方ありません。前走は関東に遠征して5着に敗れましたが、勝ち馬とは0.5秒差と内容は悪くありません。今回は走り慣れた地元での出走ですし、最後の坂で逃げ先行馬が止まりやすい阪神競馬場はプラスに働くでしょう。逃げ先行馬が速い上がりを使う可能性がある渋った馬場よりも、上がりの差が出やすい良馬場での開催で狙ってみたいと思います。
2回阪神7日 アーリントンカップ 芝1600m G3
ジャスティンカフェ 前走:アルメリア賞2着【父:エピファネイア】
先週の阪神競馬場を見ていると、全体時計も上がりも速い印象です。速い上がりを出せる種牡馬というのは限られていますし、自ずと頭数は絞られます。新馬戦は中京競馬場の不良馬場で勝ち上がりましたが、2戦目は一転して今回と同じ高速決着の阪神競馬場でしたが、上がり32.5秒の末脚で2着に入線しました。この対応力は能力の証だと思います。今回の出走馬で重賞勝ち馬はモーリス産駒のピクシーナイトのみで、この馬場が向くとは思いませんし、1勝クラスを勝ち上がってきた馬もやや小粒な印象です。これだけの上がりを出したことがある馬はほとんどおらず、すでに走っているこの馬の評価が相対的に上がります。
4月18日(日)
3回中山8日 皐月賞 芝2000m G1
レッドベルオーブ 前走:朝日杯FS3着【父:ディープインパクト】
例年通り、皐月賞の最終週に併せて高速決着が増えてきました。そうなると必然的にディープインパクト産駒を評価せざるを得ません。今回の出走馬で高速決着に実績がある点はとても魅力的です。この馬はデビュー以来、NF産にしては間隔を取らずに出走してきました。初戦を落としてしまったことや賞金加算を必須とするローテーションを考慮すると仕方ありませんが、それと比例するように折り合い面にも不安が増していました。今回は年明け初戦で間隔をしっかりと取れましたし、陣営も課題の改善に尽くしているでしょう。マイルでは切れる脚が繰り出せなかったですが、距離延長で折り合いがつけば、一変も期待出来ます。一週前のフォトパドックは過去最高を感じさせるデキでしたし、混戦を断つ走りに期待します。
3回中山8日 サンシャインステークス 芝2500m ハンデ
ヒシゲッコウ 前走:御堂筋S着【父:ルーラーシップ】
前走は初ブリンカーで狙っていましたが、堀厩舎の関西遠征にも不安がありました。しかし外から伸びでしぶとく3着を確保出来ました。当然地元に戻って、さらなる前進を見込めます。堀厩舎所属馬の関西遠征の成績の悪さは周知の事実ですが、その中でも結果を残せたのは初ブリンカーの影響も大きそうなので継続してきたら注目です。
2回阪神8日 アンタレスステークス ダート1800m G3
テーオーケインズ 前走:名古屋城S1着【父:シニスターミニスター】
3走前の取りこぼしでやや評価を落としましたが、勝ち馬はその後にG2を制しているので結果的には強い競馬だったと言えるでしょう。ルメール騎手の好騎乗で敗れた差と言えますし、敗れたながらもこのコースの適性も発揮しました。前走は馬場状態を考慮して先行策を取りましたが、それでも後続を突き放す能力の高さを見せました。強行軍の東京大賞典では今回出走予定のヒストリーメイカーに遅れましたが、万全なら巻き返すでしょう。
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