今週の注目馬【特別登録馬段階】
大阪杯で改めて競馬の難しさを確認しました。天候や馬場に恵まれた点はありましたが、競馬に絶対はないと改めて思いました。今週からクラシックが始まりますが、3歳馬はなおさら一筋縄ではいかないでしょう。特別登録馬段階ではありますが、現時点での注目馬と簡易見解を公開します。直前の調教や枠順を考慮して購入しない事もありますので、ご注意下さい。
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4月10日(土)
3回中山5日 ニュージーランドトロフィー 芝1600m G2
ククナ 前走:クイーンC3着【父:キングカメハメハ】
桜花賞が本線で除外されたらこちらに回るとの事ですが、今の中山の馬場が最も合っていそうな印象です。ここ2戦は負けて強しの内容で、悲観する必要はありません。シンザン記念は大外枠、前残りの展開不利という内容でした。前走のクイーンCは内枠から立ち回りましたが、最後の直線でスムーズさを欠きながらも勝ち馬とは0.1秒差でした。現段階では週末の天気は晴れそうですし、先週の日曜日は上がりが速い馬の好走が目立ちました。未勝利戦と同じような競馬内容が出来れば、ここ最近の内容を払拭できるでしょう。
2回阪神5日 阪神牝馬ステークス 芝1600m G2
デゼル 前走:初音ステークス1着【父:ディープインパクト】
クラシックは強行ローテで挑みましたが、結果が振るいませんでした。本質的には広いコースで直線の長い競馬場がベストという印象で、今回はそれにマッチするでしょう。後は距離が1ハロン短縮されるので、その対応力がカギになるでしょう。しかしディープインパクト産駒なので、阪神のマイルを苦にするイメージは全くありません。1週前追い切りはCWで抜群の動きを披露してきており、直前を坂路で追い切ればこの厩舎の必勝パターンでしょう。
1回新潟1日 ひめさゆり賞 芝2000m
アリーヴォ 前走:3歳未勝利1着【父:ドゥラメンテ】
初戦は母系からダート戦を使いましたが、結果的に適性がなかったのでしょう。3着だった未勝利戦は好スタートから厳しいペースを前で引っ張りましたが、3着と最後まで粘れていました。小倉での未勝利戦は馬場状態を考慮して後方から競馬をしましたが、後続に2馬身差をつける完勝と言った内容でした。この時期の3歳で自在性があるのは魅力的ですし、ローカルの1勝クラスなら上位の存在でしょう。
4月11日(日)
2回阪神6日 忘れな草賞 芝2000m L
シュレンヌ 前走:3歳未勝利1着【父:ディープインパクト】
年が明けてから新馬、未勝利を勝ち上がってきた中で最もインパクトがあったのはこの馬でしょう。410kgと小柄な馬体重でしたが、最後方から直線一気を決めました。スタートも決まりませんでしたし、道中も競馬を理解していないような追走でした。その中でも勝ち上がれてきたので、上積みが大いに期待できます。今回は外回りコースから内回りコースへの適性が問われますが、ここも勝てるようだとオークスではダークホースになる可能性もあります。
2回阪神6日 桜花賞 芝1600m G1
サトノレイナス 前走:阪神JF2着【父:ディープインパクト】
前走の阪神JFは初の関西遠征、多頭数、馬郡の中での競馬と厳しい条件が揃っていましたが、勝ち馬とはハナ差の接戦でした。改めてこの舞台のディープインパクト産駒の底力を垣間見れました。今回は再度の長期休養明けの競馬になりますが、南Wでしっかりと追い切られていますし問題ないでしょう。来週は天候も回復してきそうですし、時計も速くなりそうです。毎日杯でも快時計が出ており、時計の出る馬場ならディープインパクト産駒に敵う種牡馬は居ないでしょう。
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