有馬記念 特別登録馬段階 見解【伏兵馬】
今年はコロナウイルスの影響で、海外遠征を行う陣営が少なくなりました。その影響で国内のG1は好メンバーが揃った印象です。有力馬診断では種牡馬成績と騎手成績を掲載し、伏兵馬診断で枠順成績を掲載しますので、参考にして下さい。今回は現時点での有力馬を解説していきます。
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中山 芝2500m 枠順成績(過去5年)
今年はフルゲートで行われるので、内枠に越したことはないでしょう。
出走予定馬見解【伏兵馬】
オーソリティ 川田 前走:AR共和国杯1着【父:オルフェーヴル】
前走は休み明け、初の古馬相手、大外枠と不利な条件が揃っていましたが、ルメール騎手の手綱捌きで見事に1着でした。戦前の陣営のトーンは高くなく、鞍上の手腕による勝利という見方です。相手が恵まれていましたので、今回は一線級の古馬相手がどうかでしょう。川田騎手も悪くはありませんが、ルメール騎手には劣ります。また3歳馬のレベルも疑問を持っているので積極的に狙うことはないでしょう。
キセキ 浜中 前走:ジャパンカップ8着【父:ルーラーシップ】
前走は超ハイペースで見せ場を作りましたが、さすがに飛ばし過ぎました。ここまで折り合いをつけて常識的な競馬をしていましたが、前走で一気に崩れてしまったかもしれません。今回は同型のバビットがいるので前走ほどは行けないとも思いますが、番手の競馬で折り合いを付けられるかも疑問が残ります。前走の反動で再度行きたがる事も視野に入れて軽視していきます。
ブラストワンピース 横山武 前走:天皇賞秋11着【父:ハービンジャー】
一昨年の覇者なので、舞台適性は間違いないでしょう。好内容で勝ち切ったときはいずれも530kg台だったので、当日の馬体重は注目です。一週前の時点では馬体重が560kgありますので、好走するには当日までに30kg以上減量する必要があるように思います。一週前の時点で540kg台なら狙うかもと思っていましたが、現状の馬体重では厳しい評価になりそうです。
ラヴズオンリーユー デムーロ 前走:エリザベス女王杯杯3着【父:ディープインパクト】
この馬が最も評価されていたのは3歳時のオークスでしょう。本質的にはその時のような広いコースでこその馬だと思います。有馬記念が行われる中山2500mはコーナーが6回のタフなコースです。復調してきましたが、本質的には向かない舞台なので軽視していきます。
ワールドプレミア 武豊 前走:ジャパンカップ6着【父:ディープインパクト】
前走は昨年の有馬記念以来の一戦で厳しいレースになると思っていましたが、0.8秒差の6着に入線しています。長期の休み明けだった事を考慮すれば、好走したと言えるでしょう。今回は一叩きされた上積みもありますし、昨年好走した舞台替わりになります。フォトパドックからも状態面の上積みが見込めますし、今回は馬券内に入線しても不思議ではありません。
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