ターコイズステークス 特別登録馬段階 見解
毎年難解なハンデ戦ですが、今年はメンバー的にもさらに難しい印象です。現時点の注目馬も直前の調教や枠順を考慮して購入しない事もありますので、ご注意下さい。
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ターコイズステークス 芝1600m G3 ハンデ
アンドラステ 前走:京成杯AH10着【父:オルフェーヴル】
前走の京成杯AHは最後の直線でまともに追うことが出来ず、10着に敗れています。しかしタイム差は0.6秒差と展開、直線での不利を考えたら度外視出来るでしょう。そこから斤量が1キロ増えるのは疑問ですが、ペースが流れたらチャンスが生まれるでしょう。
インターミッション 前走:秋風S1着【父:ディープインパクト】
中山マイルは(3.0.1.0)と相性は抜群です。春のクラシックは大敗してしまいましたが、夏を越した前走は初の古馬相手でも快勝しました。3勝のうち最も遅い決着タイムは1.37.1で、最も速いタイムは1.33.3とかなりの開きがあっても結果を残しています。逃げ先行馬が多いですし、展開次第では一発の魅力を秘めています。
クリスティ 前走:トルマリンS1着【父:キズナ】
春は中距離路線を使いましたが、勝ち切れずに夏以降はマイルの距離に絞ったレースを使っています。夏以降はマイルで2連勝と完全にこの距離がマッチした印象です。先行出来る脚質は魅力的ですし、キズナ産駒も複勝率が40%越えと上々の成績です。中山競馬場もフラワーCで経験していますし、そこまで崩れていなかった事を考えると面白い存在です。
サトノダムゼル 前走:新潟記念5着【父:ディープインパクト】
抽選対象なので、まずはそこを乗り越えられるかでしょう。新潟記念は好メンバー相手に5着と健闘しており、このメンバーに入ればチャンスがありそうです。斤量もそこから1キロしか増えませんし、休み明けで仕上がっていれば面白い存在です。年齢の割にキャリアがないので、一戦一戦に上積みがありそうです。
サンクテュエール 前走:秋華賞16着【父:ディープインパクト】
オークス、秋華賞は大敗しているので、まずはメンタル面が心配です。またフルゲートの中山マイルはごちゃつきやすい傾向にあり、この馬向きでも無さそうです。ここ2走で大敗していますが、シンザン記念を勝っているので斤量が54キロと恵まれませんでした。今回に限っては、軽視する方向で考えています。
シャインガーネット 前走:NHKマイルC6着【父:オルフェーヴル】
キャリアの中で馬券外になったのはフェアリーS4着とNHKマイルC6着になります。NHKマイルCは牡馬混合戦のG1だったので、むしろ好走したと言えるでしょう。そう考えると、フェアリーSで4着だった中山マイル替わりはマイナスに働きそうです。春からの休み明けで仕上がり具合も未知数ですし、斤量も54キロと恵まれませんでした。鞍上はこのコースが得意なので、変える材料はそこだけだと思います。
シーズンズギフト 前走:富士S12着【父:エピファネイア】
春は折り合い難でマイルへの距離短縮をしましたが、NZTで2着に好走しました。夏を越して再度中距離戦の紫苑Sに挑みましたが、好位から伸び切れずに3着に敗れました。そこから再度マイルを使いましたが、テン乗りの鞍上が行かせる競馬をして暴走してしまいました。同じような競馬をしたノームコアが先週の香港Cを制しており、この馬も本来の競馬で巻き返すかもしれません。前走の大敗で53キロと斤量も恵まれましたし、後方からの競馬が出来れば面白い存在です。
スマイルカナ 前走:オーロC2着【父:ディープインパクト】
中山マイルは(2.1.0.0)の好成績です。しかし今回は同型も多数おり、展開的に恵まれるかは微妙なところでしょう。しかし昨年のこの時期も連勝を飾っており、冬場も問題ありません。トロワゼトワル、ビッククインバイオ、モルフェオルフェの動向は気になりますが、行く馬がいたら番手からの競馬も出来る点は武器になるでしょう。
トロワゼトワル 前走:府中牝馬S4着【父:ロードカナロア】
この舞台の適性は抜群ですが、夏場が得意な点や斤量57キロはかなり厳しい戦いになりそうです。またスマイルカナの欄でも取り上げた通り、同型が多数出走予定で枠順の並ぶなどは重要になりそうです。京成杯AHのように後方待機馬がこちゃつけばチャンスが生まれるかもしれません。
フェアリーポルカ 前走:府中牝馬S8着【父:ルーラーシップ】
春に重賞を2連勝しましたが、その後が案外の内容です。それにも関わらず、今回は斤量が56キロと厳しい評価を下されました。春の実績を考えたら仕方ありませんが、この直近の成績では飛びつけません。
マルターズディオサ 前走:秋華賞7着【父:キズナ】
3歳馬で55キロですが、重賞2勝をしているので仕方ないでしょう。脚質的には中山マイルが合いそうな印象はあります。キズナ産駒はこのコースでの成績が良く、複勝率が40%を超えています。前走の秋華賞も馬場バイアスが不利なインコースを逃げて1秒差まで粘れています。斤量で嫌われるかもしれませんが、種牡馬成績も騎手成績も上々で枠順次第では本命候補になりえます。
ランブリングアレー 前走:カシオペアS1着【父:ディープインパクト】
小倉記念はハイペースに巻き込まれて敗れましたが、前走のカシオペアSで巻き返しました。その時の2着馬が先週の重賞を制しており、相対的に重賞級という評価でしょう。中山競馬場は3歳時にフラワーCで3着入線していますし、あとは中山マイルへの適性になるでしょう。
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