ジャパンカップ 特別登録馬段階 見解【伏兵馬】
牝馬でありながらG18勝馬のアーモンドアイ、無敗での牡馬3冠馬コントレイル、同じく無敗での牝馬三冠馬デアリングタクトという超豪華メンバーが集まりました。歴史に残る一戦ではありますが、すんなりとその3頭で決まる程競馬は甘くありません。有力馬診断では種牡馬成績と騎手成績を掲載し、伏兵馬診断で枠順成績を掲載しますので、参考にして下さい。今回は現時点での有力馬を解説していきます。
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東京 芝2400m 枠順成績(過去5年)
データ上は内枠が有利ですが、先週の競馬は外差しが良く決まっていました。馬場は当日の午前中までは様子を見る必要があると思います。
出走予定馬見解【伏兵馬】
キセキ 浜中 前走:天皇賞(秋)5着【父:ルーラーシップ】
前走の天皇賞秋は、鞍上が直線を向いたときに夢を見たと言っていたように観戦している側も一発があるかもと思ってしまいました。しかし直線では瞬発力の差が出て、勝ち馬から0.8秒差に敗れています。上がり3ハロンが勝ち馬と1秒の差があるので単純に瞬発力、距離適性の差が出たと思います。それを踏まえれば、そこまで高速上がりを必要としないジャパンカップへの距離延長はプラスに働くでしょう。以前のように逃げられなくても折り合いを欠くことはありませんし、時計のやや掛かり気味の馬場はプラスに働くでしょう。
グローリーヴェイズ 川田 前走:京都大賞典1着【父:ディープインパクト】
現役屈指の京都巧者で、前走の走りはまさにそんな感じでした。関東馬ですが、東京競馬場は初の参戦になります。左回りは中京と新潟でそれぞれ2着、1着を確保しているように特に問題ないでしょう。昨年の香港ヴァーズを制しているように能力はここでも見劣りません。宝塚記念は馬場状態と状態面の不安があったので度外視出来るでしょう。
ユーキャンスマイル 岩田 前走:アルゼンチン共和国杯4着【父:キングカメハメハ】
得意な左回りを狙って秋の始動戦に選んだアルゼンチン共和国杯でしたが、トップハンデと休み明けを苦にして4着に敗れてしまいました。馬場の悪いところを通らされたのも影響したでしょう。血統背景的には5歳の秋はピークに達していると思うので、ここで巻き返しても驚きません。間隔が詰まっているので、直前の調教や馬体重などは要チェックです。
ワールドプレミア 武豊 前走:有馬記念3着【父:ディープインパクト】
昨年の菊花賞馬で有馬記念3着からの直行となります。常識的に考えてここで勝ち負けするのは厳しいと思いますが、今の外差し馬場はこの馬向きです。ほぼ1年ぶりの競馬になりますので、直前の調教や馬体重、パドックなどは要注目しますが、今の段階では無印評価が妥当でしょう。
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