エリザベス女王杯 特別登録馬段階 見解【伏兵馬】
入場人員の緩和や京都競馬場のスタンド工事に伴う開催場の変更など、イレギュラーがあるG1になります。有力馬診断では種牡馬成績と騎手成績を掲載し、伏兵馬診断で枠順成績を掲載しますので、参考にして下さい。今回は現時点での有力馬を解説していきます。
エリザベス女王杯注目馬→
中央競馬ランキングのクリックをお願い致します。
阪神 芝2200m 枠順成績(過去5年)
データ上も内枠が有利ですが、変則開催の今年はさらに内枠の馬が有利に働くでしょう。
出走予定馬見解【伏兵馬】
ウラヌスチャーム 斎藤 前走:新潟牝馬S1着【父:ルーラーシップ】
この馬の勝ちパターンは4コーナーでいかに好位に付けられるかでしょう。可能ならテンに出していってハナを奪うのが理想ですが、スタートも二の脚も速くないので普通のコースではそれが叶いません。しかし前走の新潟牝馬Sでは、鞍上の好騎乗で馬場の荒れた内をするすると上がっていき、後続に7馬身差の圧勝でした。持久力を活かせる馬場状態や鞍上の手腕は味方しましたが、56キロを背負っていたので強い競馬でした。今回は乗り替わりになりますので、いつも通り逃げ先行を狙ってくるでしょう。しかし他のコースと異なり、このコースはスタンド前の長い直線でいつもよりもポジションを取れる可能性があります。枠順や他馬との兼ね合いもありますが、持久力を活かせる戦法を取れれば、ここで馬券内に入っても驚きません。
シャドウディーヴァ 内田 前走:府中牝馬S2着【父:ハーツクライ】
前走は得意の左回り替わりと条件が揃っていました。右回りが全くダメという訳ではありませんが、前走に比べると買い要素は少なくなります。好走しましたが、大外を通った勝ち馬には3馬身突き放されましたし、さらにパフォーマンスを上げても掲示板までが精一杯な気がします。
ソフトフルート 藤岡康 前走:秋華賞3着【父:ディープインパクト】
3歳馬で唯一馬券内に入れる可能性があるのはこの馬でしょう。前走の秋華賞は火曜追いをしてきたので、軽視してしまいましたが、ここ最近の厩舎のトレンドだったようです。スタートで出遅れて最後方の追走でしたが、それでも勝ち馬とは0.3秒差まで肉薄しました。基本的には3歳馬のレベルが低いと言われているので、軽視していますが、この馬だけは枠順次第で狙っていくかもしれません。
リアアメリア 川田 前走:秋華賞13着【父:ディープインパクト】
前走の秋華賞はローズSと同じ先行策を取りましたが、ハイペースに巻き込まれて見せ場なく敗れてしまいました。前年のダノンファンタジーも同じような戦法で敗れており、似たような早熟ディープインパクト産駒という点では狙いづらいでしょう。唯一この馬に向くとしたら、綺麗な馬場で先行馬が少ない事です。一週前のフォトパドックでは意外にも状態が維持出来ていそうでしたし、展開次第では前走を度外視しても良いかもしれません。
エリザベス女王杯注目馬→
中央競馬ランキングのクリックをお願い致します。