エリザベス女王杯 特別登録馬段階 見解【有力馬】
入場人員の緩和や京都競馬場のスタンド工事に伴う開催場の変更などイレギュラーがあるG1になります。有力馬診断では種牡馬成績と騎手成績を掲載し、伏兵馬診断で枠順成績を掲載しますので、参考にして下さい。今回は現時点での有力馬を解説していきます。
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阪神 芝2200m 種牡馬成績(過去5年)
ルーラーシップ産駒の複勝率が目立ちます。
阪神 芝2200m 騎手成績(過去5年)
川田騎手、武豊騎手、デムーロ騎手の成績が優秀です。ルメール騎手はこの成績なので不得意コースなのかもしれません。
出走予定馬見解【有力馬】
サラキア 北村友 前走:府中牝馬S1着【父:ディープインパクト】
勝ち切れない競馬が続いていましたが、前々走の小倉日経オープンで快勝しました。得意コースでしたし、コース替わりで元のパフォーマンスに戻るかと思いましたが、続く府中牝馬Sでも大外から差し切り3馬身差の快勝でした。渋った馬場も苦にしませんでしたし、充実している証拠でしょう。今回は開幕2週目の綺麗な馬場でやれるのはプラスに働くでしょう。阪神の2200mは毎年宝塚記念が行われますが、開催時期が異なるので馬場状態は似て非なるものでしょう。
センテリュオ 戸崎 前走:オールカマー1着【父:ディープインパクト】
前走のオールカマー出走時は調教段階から好気配が漂っており、スローペースの決め脚比べを制しました。相手は次走のG1を目指して仕上げが甘かったですが、それでも中山コースで後方から差し切るのは充実の証でしょう。条件戦時代にメールドグラースの2着があるようにこのコース経験があるのはプラスでしょう。あとは鞍上がロスのない競馬が出来るかでしょう。
ノームコア 横山典 前走:札幌記念1着【父:ハービンジャー】
札幌記念は距離延長でしたが、折り合い面で苦労することなく内を綺麗に立ち回りました。ラッキーライラックの仕上げが甘かった面はありますが、それでもこれだけ着差がつくと中距離路線でも十分勝負が出来ると思います。先週の競馬を見ているとロスなく運んだ馬の好走が目立ちましたので、札幌記念のように内枠からロスない競馬が出来れば頭が取れるかもしれません。
ラヴズオンリーユー デムーロ 前走:府中牝馬S5着【父:ディープインパクト】
3歳春が終了時点ではカレンブーケドールやクロノジェネシスを差し切る強い競馬を見せていましたが、ここ最近の不振は気になります。前走は最終追い切りも時計が軽めでしたので度外視出来ますが、阪神の2200m替わりはプラスに働くとは言えないでしょう。一週前追い切りは負荷が掛かった追い切りが出来ていましたので、最終追い切りと枠順次第で再考するかもしれません。
ラッキーライラック ルメール 前走:札幌記念3着【父:オルフェーヴル】
休み明けはパフォーマンスを落とすので、前走の札幌記念は度外視出来るでしょう。昨年のエリザベス女王杯、今年の大阪杯共に前哨戦で敗れましたが、その後は馬が一変しています。今回はルメール騎手への手替わりになりますが、昨年もスミヨン騎手のテン乗りで制しているので問題ないでしょう。ルメール騎手が絶好調ですが、ルメール騎手自身のこのコースの成績不振は気になるところです。
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