スワンステークス 特別登録馬段階 見解
京都競馬場改修工事前最後の重賞になります。メンバーレベルは高くありませんが、マイルCSに向けて好勝負になりそうなメンバーが揃ったと思います。直前の調教や枠順を考慮して購入しない事もありますので、ご注意下さい。
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スワンステークス 芝1400m G2
アドマイヤマーズ 前走:安田記念6着【父:ダイワメジャー】
実績はこのメンバーで最上位でしょう。3歳で香港マイルを初めて制しましたし、すでにマイルG1を3勝しており、ダイワメジャー産駒の後継種牡馬になるでしょう。しかし今回に限っては、休み明けで斤量58キロを克服しなければなりません。前走の安田記念はドバイ遠征への空輸送後なので度外視出来ますが、昨年の富士Sは休み明けで大敗しています。今の時計の掛かる京都の馬場は向いていると思いますが、G1が次に控えているので100%の仕上げではこないでしょう。
カテドラル 前走:朱鷺S1着【父:ハーツクライ】
3歳時のNHKマイルCではアドマイヤマーズに0.1秒差まで詰め寄っています。真面目に走ればこれだけ走れますが、気性難の影響でアテには出来ません。前走は久々に馬券内に入りましたが、2.3着馬はいずれも斤量を背負っていました。それを考慮すると、決して高いパフォーマンスを発揮したわけではありません。有力馬が少ないので人気になるかもしれませんが、危険馬になりえます。
サウンドキアラ 前走:ヴィクトリアマイル2着【父:ディープインパクト】
前走のヴィクトリアマイルではアーモンドアイには千切られましたが、大外枠から先行策を打って好走しました。先行策を打てるようになってのも驚きましたし、東京コースでも崩れませんでした。京都巧者なので改修工事は痛手ですが、最後の重賞に掛ける思いは他の陣営も強そうです。
ステルヴィオ 前走:京王杯SC2着【父:ロードカナロア】
マイルCSを制した後は重賞でも馬券内に入れていませんでしたが、前走は久々に2着に入線しました。休み休みでしか使えませんが、NF産の馬は外厩で仕上げられているので休み明けを苦にしません。関西遠征も3歳時に結果を出しているように問題ないでしょう。ここで好勝負を演じないと次走のG1への展望が苦しくなるでしょう。
ボンセルヴィーソ 前走:京成杯AH3着【父:ダイワメジャー】
先行策から度々穴をあけていますが、いずれも展開が恵まれたもので能力はやや落ちる印象です。京都巧者なので、改修工事前に走っておきたいというのが陣営の本音でしょう。今の時計の掛かる京都はこの馬に向きますし、頭は厳しいかもしれませんが、馬券内は十分あり得るでしょう。
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