天皇賞秋 特別登録馬段階 見解【有力馬】
コロナウイルスの影響で海外遠征が出来なくなり、好メンバー揃いました。春のG1は無観客で行われましたが、今回は人数制限をかけながら有観客になります。コース形状的には影響無さそうですが、パドックでイレ込む馬はいるかもしれません。有力馬診断では種牡馬成績と騎手成績を掲載し、伏兵馬診断で枠順成績を掲載しますので、参考にして下さい。今回は現時点での有力馬を解説していきます。
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東京 芝2000m 種牡馬成績(過去5年)
ディープインパクト産駒、ハービンジャー産駒が好成績です。
東京 芝2000m 騎手成績(過去5年)
ルメール騎手が圧倒的な数字を出しています。ただ戸崎騎手や福永騎手も見逃せません。
出走予定馬見解【有力馬】
アーモンドアイ ルメール 前走:安田記念2着【父:ロードカナロア】
前走の安田記念は2着に敗れましたが、間隔が詰まっていて7割のデキだったと思います。この馬が最も能力を発揮するのはこのコースですし、休み明けで少頭数、東京コースならまず負けないでしょう。ここ最近はスタートも出るようになっていますし、2週連続で併せた僚馬もG1で好走しているようにこの馬もしっかりと仕上がっていると思います。今の東京コースは差しも決まっていますし、ここは逆らわない方が良いでしょう。
キセキ 武豊 前走:京都大賞典2着【父:ルーラーシップ】
前走の京都大賞典は乗り替わりのテン乗りでしたが、後方待機策から捲り気味に進出して2着に入線しました。敗れはしましたが、内容はここ最近で一番良かったですし、今なら古馬のトップレベルでも十分勝負になるかもしれません。スローペースになったら行きたがりそうなので、今回の少頭数では戦法が難しいですが、一度でも行かせてしまうと今後も立て直すのが難しくなるので控える競馬をしてくるでしょう。
クロノジェネシス 北村友 前走:宝塚記念1着【父:バゴ】
宝塚記念の圧勝で古馬混合G1でも勝ち負けを期待される存在になりました。この馬は休み明けが最も能力を発揮しますし、間隔を詰めたエリザベス女王杯で唯一馬券外に外れています。その点言うと今回は買い要素がありますし、やや馬場が痛んでいる東京の馬場も他馬が苦にすればこの馬にはプラスに働くでしょう。アーモンドアイに勝つには枠順や展開などが嚙み合うことが条件になりますが、その可能性は十分あり得るでしょう。
フィエールマン 福永 前走:天皇賞春1着【父:ディープインパクト】
予定していたオールカマーを回避してここに参戦してきましたが、1週前追い切りの様子はその影響を感じさせない内容でした。元々はこれぐらいの距離がベストだと思われていましたが、すっかりとステイヤー路線の常連となってしまっていました。東京コースの中距離戦は新馬戦以来ですし、まずは中距離のペースについていけるかでしょう。そして天皇賞秋は毎年上がりが速くなるので、久々の中距離戦で速い上がりが使えるかがカギになるでしょう。能力的にはここでも勝負になるかもしれませんが、展開的にはこの馬には向かないかもしれません。
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