毎日王冠 特別登録馬段階 見解
秋の東京、京都開催から人数制限をかけながら観客を入れての競馬がスタートします。これまで無観客で活躍していた馬にとってはマイナスになるかもしれません。直前の調教や枠順を考慮して購入しない事もありますので、ご注意下さい。
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毎日王冠 芝1800m G2
カデナ 前走:新潟記念6着【父:ディープインパクト】
今年に入り復調してきており、前走の新潟記念は6着に敗れましたが、トップハンデ58キロや馬体重の10キロ減が影響したかもしれません。今回は56キロになりますし、大阪杯4着ぐらいの能力が発揮出来ればこのメンバーでも十分勝負になると思います。後方から進む馬なので少頭数は歓迎でしょうし、ここで重賞4勝目を挙げても不思議ではありません。
コントラチェック 前走:クイーンS10着【父:ディープインパクト】
好走出来るかはハナを切れるかどうかという分かりやすい馬です。その点で言えば、同型トーラスジェミニとの兼ね合い次第でしょう。どちらも好走時はハナを切っており、多少無理をしてでも積極策を取ってくるでしょう。枠順も一つの指標になるかもしれません。
ザダル 前走:関越S1着【父:トーセンラー】
3歳時は重賞でも好走していましたが、勝ち切るにはやや決め手を欠いていたイメージでした。しかし前走の関越Sでは、大逃げする馬を上がり3ハロン32.8秒の末脚で差し切り、ひと皮剥けた印象を持ちました。新潟コースが合っていた可能性は否めませんが、充実した今なら重賞でも十分好勝負になると思います。
サトノインプレッサ 前走:ダービー4着【父:ディープインパクト】
毎日杯で重賞初制覇して挑んだNHKマイルCは外枠とインコースしか伸びない馬場で大敗しました。しかし前走のダービーでは、最内の絶好枠から上手く立ち回って4着に好走しました。ダービーの上位2頭は抜けていたものの、この馬も3着のヴェルトライゼンデとはタイム差がありませんでした。ヴェルトライゼンデが神戸新聞杯を好走したので、改めてこの馬も見直しが必要です。元々これぐらいの距離で好走していたので、距離短縮はプラスに働くでしょう。
サリオス 前走:ダービー2着【父:ハーツクライ】
この馬が好走するか否かでこの世代の牡馬のレベルが分かると言っても過言ではありません。現状ではコントレイルとサリオス以外の3歳牡馬はあまり評価されていません。堀調教師はサリオスをマイラーという評価をしていたように距離短縮は歓迎でしょう。鞍上もルメール騎手を確保していますし、ここで強い競馬を見せてマイル路線か中距離路線のG1に進んで欲しいと思います。
サンレイポケット 前走:新潟記念3着【父:ジャングルポケット】
昇級初戦で重賞初挑戦の前走は3着に敗れましたが、勝ち馬とはタイム差なしの好走を見せました。この内容なら重賞でも十分好勝負出来そうです。開幕週の馬場も向きそうですし、相手関係が楽な今回は面白い存在です。重賞戦線に出走する為には現状の賞金では足りないので、陣営はここで賞金を積み重ねたいでしょう。
ダイワキャグニー 前走:エプソンC1着【父:キングカメハメハ】
前走はオーナーへの弔い合戦になった一戦で重賞を制しました。元々このコースの距離は安定した成績を残せていますし、時計勝負にも十分勝負できるでしょう。速いタイムの持ちタイムもありますし、先行脚質も開幕週では大きな武器になるでしょう。しかし今回は去勢放牧明けになりますので、当日の馬体重は要注目です。
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