スプリンターズS 特別登録馬段階 見解【有力馬】
インディチャンプは回避してしまいましたが、グランアレグリアがマイル路線からの参戦で、俄然面白いメンバーになりました。有力馬診断では枠順成績と騎手成績を掲載し、伏兵馬診断で種牡馬成績を掲載しますので、参考にして下さい。今回は現時点での有力馬を解説していきます。
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中山 芝1200m 枠順成績(過去5年)
6枠が好成績です。勝率、連対率、複勝率の全てでトップの成績を残しています。
中山 芝1200m 騎手成績(過去5年)
デムーロ騎手、ルメール騎手が好成績です。
出走予定馬見解【有力馬】
グランアレグリア ルメール 前走:安田記念1着【父:ディープインパクト】
2歳時から一つ一つ課題をクリアしてきて、いよいよ死角が無くなったと思いました。揉まれ弱さやハミ受けの弱さが解消した前走の安田記念は快勝でしたが、それはマイルでの話です。春の高松宮記念では後方から直線一気で3着入線(降着により2着繰り上がり)しましたが、スローペースで脚を溜められたこともこの馬には向きました。しかし、スプリンターズSは例年ハイペースで勝ち時計も速くなります。また中山が得意のモズスーパーフレアがいることで、昨年並みのハイペースで運ぶでしょう。そのハイペースでも道中付いていければ勝ち負けですが、後方に置かれたら届かない可能性も十分あるでしょう。
ダノンスマッシュ 三浦 前走:セントウルS1着【父:ロードカナロア】
G1ではあと一歩足りないレース振りですが、前哨戦の重賞では毎度完勝と言える内容です。その要因としては、前哨戦からお釣りを残さず仕上げるのも関係しているでしょう。高松宮記念では毎年結果が出ていませんが、昨年のスプリンターズSでは惜しい内容で敗れてしまいました。間隔が詰まってのG1なので、セントウルSでは8分のデキで完勝と次走のG1でも活躍出来る仕上げにしていました。あと一歩足りない要因として、枠順や展開、鞍上の手腕などが挙げられるので、それらが噛み合えばG1制覇が見えてくるかもしれません。
モズスーパーフレア 松若 前走:北九州記念2着【父:Speightstown】
今年の高松宮記念ではスローペースや他馬の降着でG1初制覇を飾りましたが、得意ではないコースでの好走とこれまで以上のパフォーマンスを発揮しました。休養明け初戦は馬券外になる事が多かったですが、今年の北九州記念では2着に好走しました。斤量や馬場、展開などを考慮すると惨敗してもおかしくなかったですが、2着に入れるのは地力の証でしょう。昨年も北九州記念からスプリンターズSのローテーションでパフォーマンスを大きく上げたように、一叩きした強みがあります。得意の中山替わりはプラスに働くでしょうし、自らレースを作れるのでここでは主力級の評価をします。
レッドアンシェル デムーロ 前走:北九州記念1着【父:マンハッタンカフェ】
昨年はCBC賞で重賞初制覇を飾りましたが、その後は怪我の影響で復帰は年明けになりました。復帰初戦はシンガリ負けに敗れてしまいましたが、復調した前走の北九州記念は57キロの斤量で快勝しました。モズスーパーフレアがハイペースで飛ばす展開を上手く流れに乗った印象はありますが、それでも年明けの大敗を考えたら良く復活したと思います。今回は乗り替わりになりますが、鞍上はこの距離の成績も良いですしプラスに働くでしょう。
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