オールカマー 特別登録馬段階 見解
コロナウイルスの影響で海外遠征が出来なくなってしまったので、前哨戦で一回使ってからG1に向かう馬が増えました。例年メンバーレベルが低いこのレースですが、今年は少数精鋭と言った好メンバーが揃いました。直前の調教や枠順を考慮して購入しない事もありますので、ご注意下さい。
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オールカマー 芝2200m G2
カレンブーケドール 前走:京都記念2着【父:ディープインパクト】
3歳時にジャパンカップで連対するなど、ここまでG1勝ちはありませんが、G1級と言っても過言ではありません。今年はドバイ遠征をするために京都記念から始動しましたが、クロノジェネシスに敗れてしまいました。馬場適性や休み明けでお釣りを残した仕上げだったので悲観する内容ではありません。その後はドバイに遠征したものの、中止になってしまい空輸送になってしまいました。陣営からは空輸送の影響で疲労が抜けなかったとコメントがあったように、その後は全休になってしまいました。今回はこの馬が苦手な休み明けの競馬ですし、目標はジャパンカップだと思いますから積極的には買いたくない存在です。
クレッシェンドラヴ 前走:七夕賞1着【父:ステイゴールド】
昨年は直線で詰まって惜しい競馬でしたが、今年は七夕賞で重賞2勝目を挙げました。トップハンデでしたし、2着馬も次走で新潟記念を勝ったように価値のある勝利でした。今年はかなりの少頭数なので、後方脚質でそのままだと厳しそうですが、捲る競馬で上がりが掛かる競馬に持ち込めればこの馬にもチャンスがあるでしょう。今の時計の掛かる馬場も得意でしょうし、鞍上も先週の重賞を制しているように馬にも鞍上にも勢いがあります。
サンアップルトン 前走:日経賞4着【父:ゼンノロブロイ】
前走の日経賞は4着でしたが、上位3頭はいずれもその後に活躍馬が出たレベルの高い一戦でした。今回は骨折による休み明けですが、前走ぐらいのデキにあれば十分勝負になると思います。さすがに前走のように最後方からだと厳しいと思いますが、展開を考えた乗り方なら十分馬券内もあると思います。
ジェネラーネウーノ 前走:AJCC4着【父:スクリーンヒーロー】
常識的に考えて1年9か月振りの実戦かつ脚元を気にしながら調整で厳しいと思います。しかし今回は少頭数で逃げ先行馬が少ない一戦です。展開は向きそうですが、それをどこまで活かせるかでしょう。シャケトラの例があるので、現時点で完全に切るかは悩みどころです。
ステイフーリッシュ 前走:目黒記念3着【父:ステイゴールド】
揉まれ弱く馬郡に入ると能力を発揮出来なかった馬ですが、前走の目黒記念は馬郡の内から伸びて3着に入線しました。一頭だけ抜けたトップハンデだった事を考慮すると、強い内容でした。今回は休み明けですので仕上がり具合がカギになると思いますが、一緒に走ったことのあるクレッシェンドラヴやミッキースワローの比較からここでも上位の存在です。
センテリュオ 前走:マーメイドS2着【父:ディープインパクト】
昨年のエリザベス女王杯ぐらい走れれば、ここでも好走の可能性はあるでしょう。しかし能力的には劣るので、展開の助けは必要になります。脚質転換は簡単ではありませんが、好スタートを切り先行策を打てれば、面白い存在です。ここで好走すればエリザベス女王杯へ向けて、視界良好になるでしょう。
フィエールマン 前走:天皇賞春1着【父:ディープインパクト】
菊花賞の制覇や天皇賞春の連覇などを飾っていますが、決してステイヤーではありません。昨年の有馬記念ではアーモンドアイをマークして惜しい4着でした。しかし昨年の札幌記念では3着に敗れてしまいました。休み明けや洋芝適性の差もあったと思いますが、物足りない内容でした。今回は中間の仕上がり具合が良さそうですが、別定で58キロを克服しなくてはいけません。展開的にも厳しそうですし、簡単な競馬にはならないと思います。
ミッキースワロー 前走:天皇賞春3着【父:トーセンホマレボシ】
菊沢厩舎の関西遠征の成績は皆さん周知の通りだと思います。しかし、今年は見せ場ありの3着と例年とは異なる好走を見せました。当然地元に戻って期待が懸かる一戦です。昨年は超スローペースで逃げた馬は逃したものの、上がり最速で2着に入線しました。このコースは得意コースですし、斤量57キロも恵まれています。
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