セントライト記念 特別登録馬段階 見解
先週から秋競馬がスタートしました。中山競馬場は差しも決まっていましたが、基本的には前と内が有利な馬場でした。直前の調教や枠順を考慮して購入しない事もありますので、ご注意下さい。
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セントライト記念 芝2200m G2
ヴァルコス 前走:東京優駿14着【父:ノヴェリスト】
スタミナが十分にありそうな血統背景的で菊花賞に是非出したい一頭でしょう。青葉賞では外々から早めに押し上げる厳しい競馬でしたが、最後の直線でも一伸びしており、高速決着にも対応することが出来ました。ダービーでは14着に敗退してしまいましたが、枠順や瞬発力勝負が影響したものでしょう。夏を越して楽しみな逸材ですし、上がりが掛かりすい中山替わりは大幅にプラスでしょう。
ガロアクリーク 前走:東京優駿6着【父:キンシャサノキセキ】
血統的に中距離で走っているのは不思議ですが、大崩れなく走れています。ダービーでも3着馬とは0.1秒差まで詰められていますし、決してフロックではないでしょう。得意の中山替わりはプラスでしょうし、今年のメンバーは低レベルなので、重賞2勝目を挙げても不思議ではありません。
ココロノトウダイ 前走:猪苗代特別1着【父:エイシンフラッシュ】
春はクラシックに乗れませんでしたが、重賞でも掲示板を確保しているように素質はここでも見劣りません。前走の福島では機動力を活かしていますし、中山競馬場では大きな武器になるでしょう。クラシック組より一叩きした上積みがありますし、ここで権利を取れれば菊花賞にも行けますから陣営は気合いが入っているでしょう。
サトノフラッグ 前走:東京優駿11着【父:ディープインパクト】
皐月賞やダービーでは大きく崩れてしまいましたが、弥生賞を制しているようにこのメンバーでは上位の存在でしょう。しかし新馬戦で大きく大敗しているように、休み明けは一抹の不安があります。鞍上もルメール騎手ではなく戸崎騎手と皐月賞前とは陣営の評価が違う点も気になります。
バビット 前走:ラジオNIKKEI賞1着【父:ナカヤマフェスタ】
前走は団野騎手が落馬してしまい、内田騎手が急遽乗り替わりましたが、後続に5馬身差をつける圧勝劇でした。道中でグレイトオーサーに絡まれたりして、決して楽な競馬ではなかったと思いますが、4コーナーではセーフティーリードを保てました。脚質的にこのコースは向くでしょうし、先週のように前残りも十分あり得ます。
フィリオアレグロ 前走:青葉賞3着【父:ディープインパクト】
青葉賞は直線の進路取りの差で3着に敗れてしまいましたが、内容は上位と遜色ありませんでした。その後は無理をせず、休養に充てましたので一回り大きくなって帰ってくるでしょう。しかしこれまで東京競馬場でしか走っておらず、小回りの中山替わりはマイナスでしょう。デムーロ騎手も以前ほど乗れている印象もありませんし、今回は危険馬だと思います。
リスペクト 前走:開成山特別1着【父:エピファネイア】
長距離路線に舵を切ってからは安定した成績を残せています。鞍上にルメール騎手を確保しているのは意外でしたが、それだけ陣営は素質を感じているのでしょう。ここで権利を取らなければ菊花賞には出れませんし、陣営の仕上げは重要になるでしょう。
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