ローズステークス 特別登録馬段階 見解
先週から秋競馬がスタートしました。中京競馬場は開幕週から差しが良く決まっていましたが、コーナー4回の競馬でスローペースの場合は逃げ切りもありました。直前の調教や枠順を考慮して購入しない事もありますので、ご注意下さい。
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ローズステークス 芝2000m G2
アブレイズ 前走:優駿牝馬17着【父:キズナ】
キャリア2戦で重賞を制しましたが、オークスはさすがに通用しませんでした。絶好枠からスムーズな競馬でしたが、上位とは瞬発力の差が出た印象です。その点で言うと、上がりが掛かりやすい中京競馬場替わりはプラスに働くでしょう。オークスで大きく崩れましたが、休養を挟んで一変するかもしれませんし、例年以上にレベルの低い一戦なら巻き返せるかもしれません。
ウーマンズハート 前走:優駿牝馬12着【父:ハーツクライ】
2歳時はかなり素質を秘めた走りをしていましたが、3歳になってから全く走れなくなってしまいました。馬体重が増えてこない点も気になりますし、良績を残していた左回りでも結果を残せませんでした。スランプに陥っている印象もありますし、足掛かりになるレースを一回見せてから買おうと思います。
クラヴァシュドール 前走:優駿牝馬15着【父:ハーツクライ】
桜花賞では3コーナーの不利と馬場の悪いインコースを走らされなければ、馬券内に入っていたかもしれませんでした。オークスでは内枠から先行策を取って大敗してしまいましたが、状態面が万全ではなかったのでしょう。デビュー以来馬体重が減ってしまっているので、回復分と成長分で二桁以上は増えてきて欲しいところです。器用な脚質の馬で、次走予定の秋華賞は向きそうですし、ここで巻き返す可能性は十分あるでしょう。
デゼル 前走:優駿牝馬11着【父:ディープインパクト】
既走馬相手のデビュー戦も強かったですが、それ以上にスイートピーSは強烈な内容でした。上がり3ハロン32.5秒で直線一気を決めましたが、まだ余裕のあるレース振りでした。再度の関東遠征で挑んだオークスは敗れましたが、強行軍が影響したものでしょう。休み明けになりますが、ここで権利を取らなければ秋華賞に出走出来るか微妙になりますし、陣営は万全の態勢で挑んでくるでしょう。
フアナ 前走:3歳以上1勝クラス1着【父:ルーラーシップ】
前走の1勝クラスで勝ち上がりましたが、注目されるレースはフローラS3着です。東京2000mで不利な8枠からクビ、クビ差の3着まで入りました。惜しくもオークスの権利は逃しましたが、陣営はあっさりと休養を挟みました。元々小さい馬でしたが、遠征競馬で馬体重が減っていたのも考慮されたのでしょう。休養後は444kgまで馬体重を増やせましたし、陣営の思惑通りに進んでいると思います。春のクラシック組は休養明けですが、こちらは一叩きした強みがあります。鞍上にルメール騎手を確保しているように陣営もここでなんとか権利を取りたいのでしょう。
フィオリキアリ 前走:西海賞1着【父:キズナ】
オークスでは14着と大敗してしまいましたが、休養明けの2勝クラスを勝ち上がってきました。馬体重も20kg増やしてこれましたし、一叩きした強みがあります。人気はないと思いますが、ここで通用しても不思議ではありません。休養前は出遅れが多かったですが、前走は好位から立ち回れていました。上手く立ち回れば、馬券内に入る事も可能でしょう。
リアアメリア 前走:優駿牝馬4着【父:ディープインパクト】
折り合い面の不安があった春のクラシックでしたが、前走のオークスではぴたりと折り合い4着で入線しました。折り合い面の不安がなくなれば、この世代でも上位の存在でしょう。2歳の早い時期から使われていたように早熟な点は気になりますが、3歳までは能力の下降は無いでしょう。
リリーピュアハート 前走:優駿牝馬9着【父:ディープインパクト】
オークスではすでに結果を出していた東京2400mで期待されていましたが、スタートで躓いてしまい大敗してしまいました。それでも勝ち馬とは0.7秒差しかついていませんし、スムーズな競馬だったら掲示板はあったでしょう。休養で立て直して、得意の左回りのレースで注目の存在です。
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