京成杯AH 特別登録馬段階 見解
昨年は大逃げを打った馬が逃げ切りましたし、とんでもないレコードが飛び出す異常な馬場でした。今年も時計が速くなる点は見逃せませんし、それに合う脚質の馬は要チェックでしょう。直前の調教や枠順を考慮して購入しない事もありますので、ご注意下さい。
京成杯AH注目馬→
中央競馬ランキングのクリックをお願い致します。
京成杯AH 芝1600m G3 ハンデ
アンドラステ 前走:関屋記念3着【父:オルフェーヴル】
前走の関屋記念は鞍上の重賞初制覇が期待されていましたが、前を捉えきれない上、後方の馬に差される物足りない内容でした。血統的にも今年は時計が掛かっていた新潟競馬場からスピード勝負の中山競馬場替わりはマイナスでしょう。ルメール騎手への乗り替わりと斤量53キロは恵まれましたが、スピード決着では厳しいと思います。
シゲルピンクダイヤ 前走:ヴィクトリアマイル6着【父:ダイワメジャー】
昨年のターコイズS以降、ややスランプに陥りましたが、ここ最近は復調してきました。特に前走のヴィクトリアマイルは勝ち馬こそ抜けていましたが、2.3着馬と差のない競馬でした。3着馬はその後の札幌記念を制したように、上位のレベルはかなり高かったと思います。休み明けになりますので仕上がり具合は気になりますが、順調ならここで好勝負をしても不思議ではありません。
スマイルカナ 前走:米子S1着【父:ディープインパクト】
春は適距離の桜花賞で逃げ粘る強い内容でしたが、オークスでは楽に逃げたものの案外な内容でした。クラシック路線は早々に見切りをつけて、古馬との初対戦となった米子Sでワンサイドゲームを演じました。チューリップ賞は控えた競馬で物足りない内容でしたが、ハナを切った桜花賞では上位と差のない競馬で、間違いなくベストパフォーマンスでした。前走の米子Sは斤量が50キロと恵まれましたが、それでも3コーナーで自ら動いて勝ちに行く強い内容でした。ディープインパクト産駒なので時計勝負は歓迎ですし、開幕週の馬場は向くでしょう。トロワゼトワルとの兼ね合いは気になりますが、こちらは控えても結果が出た点は強味になるでしょう。
トロワゼトワル 前走:関屋記念2着【父:ロードカナロア】
すんなりとハナを切れた前走は最後の直線でしぶとく粘って2着を確保しました。昨年は鞍上の好騎乗で重賞初制覇を飾りましたが、舞台適性が合っていたのは間違いないでしょう。スマイルカナとの兼ね合いでおそらくこちらがハナを切ると思いますが、昨年の再現があっても不思議ではありません。
ミッキーブリランテ 前走:関屋記念4着【父:ディープブリランテ】
中京記念では鞍上が早めに仕掛けた影響で、最後は失速してしまいましたが、見所ある内容でした。今回は別定戦からハンデ戦替わりでハンデも恵まれました。前が積極的に運びそうですし、展開は恵まれそうです。一瞬の脚しか使えないので、脚の使いどころは難しいですが、自厩舎の鞍上が騎乗予定な事は心強いです。
ラセット 前走:中京記念2着【父:モンテロッソ】
休養後からこのクラスでも好勝負を演じています。前走の中京記念は展開やハンデに恵まれましたが、それでも渋った馬場を苦にしないで、外から追い込んで来ました。昨年のようなレコードが出る馬場だと厳しそうですが、サマーマイルシリーズ制覇にはここで勝利するしかありません。関屋記念をパスしてここに照準を合わせてきており、陣営の期待の高さが伺えます。
ルフトシュトローム 前走:NHKマイルC5着【父:キンシャサノキセキ】
今年のNZTは例年と異なり、かなりハイレベルな一戦でした。レースラップも優秀ですし、見た目のインパクトも強烈でした。中山マイルはパーフェクト成績ですし、得意舞台に戻れば巻き返し必死でしょう。逃げ先行馬がハイペースで引っ張れば折り合い面の不安も無くなりますし、コーナーで上がっていく器用な脚もありますからここでも面白い存在です。
京成杯AH注目馬→
中央競馬ランキングのクリックをお願い致します。