2歳注目馬 (既走馬限定)
既に新馬戦を出走した注目馬を取り上げていきます。今後も不定期で挙げていきますので、暖かい目で見て頂けるとありがたいです。基本的には勝ち馬か2着馬を挙げて、次走以降も注目していこうと思います。
現時点注目2歳馬→
中央競馬ランキングのクリックをお願い致します。
ダノンザキッド 【父:ジャスタウェイ】
宝塚記念の日に行われた新馬戦を3馬身差で快勝でした。スタートは速く、楽に好位を追走します。折り合いを欠くこともなく、鞍上の指示にしっかりと従っています。1000m通過はこの時期では速く、前半からペースが流れていたことが分かります。最後の直線で斜行する行儀の悪さを見せたものの、抜け出す脚は抜群に速く、能力が抜けていました。上がり3ハロンは最速でしたが、最後の直線は流していたのでまだ余力があります。ディープブリランテ産駒の半兄はマイル前後で活躍していますが、本馬は気性的にも中距離前後の活躍が見込まれます。今後は馬郡に入れた競馬でも同じように能力が発揮出来るかがカギになりますが、将来は明るいでしょう。
ワンダフルタウン 【父:ルーラーシップ】
ダノンザキッドに3馬身突き放された新馬戦でしたが、スタートで大きく遅れる不利を加味すれば及第点です。馬郡に入れて、後方から競馬をしていますし、多頭数になっても能力を発揮出来るでしょう。次走の未勝利戦では、スタートも決めて好位から競馬をして、8馬身差の圧勝でした。開幕週なのでレコード決着はあてになりませんが、最後の直線はほとんど追っておらず、この馬も底を見せていません。ダノンザキッドを逆転するのは至難の業ですが、多頭数で枠順などが噛み合えば不可能ではありません。
ドゥラモンド 【父:ドゥラメンテ】
スタートでやや立ち遅れましたが枠順が良かった為、好位を楽に取れました。最後の直線は、内にもたれるのを修正しながら上がり33.1秒で突き抜けています。最後の直線までは上手く立ち回れていましたし、ドゥラメンテ産駒では面白い存在です。秋まで休養するとの事なので、その辺りが修正されることを期待します。
ギャリエノワール 【父:ドゥラメンテ】
勝ち馬が注目されてしまいましたが、展開的に不利な状況で末脚を伸ばしてきました。上がり3ハロンは、32.5秒とこの時期を考えると能力の一端を見せたと思います。馬郡に入れて競馬をしていたので、キャリアを考えると勝ち馬よりも良い経験を積んだと思います。当初はドゥラメンテ産駒の不振が噂されていましたが、広いコースに替わり勝ち上がる馬も増えてきたと思います。軽い馬場への適性も高く、春の東京や阪神開催は梅雨の影響で重くなった馬場が影響していたのかもしれません。
現時点注目2歳馬→
中央競馬ランキングのクリックをお願い致します。