アイビスSD 特別登録馬段階 見解
今年も新潟の開幕週で行われます。毎年外枠が有利になりますが、反対に外枠に馬が殺到してしまい、前に行けない馬には不利になる事があります。直前の調教や枠順を考慮して購入しない事もありますので、ご注意下さい。
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アイビスSD 芝 直線1000m
イベリス 前走:淀短距離S10着 【父:ロードカナロア】
長期休養明けになりますが、CBC賞を除外されてのものになりますので、乗り込み量は十分になります。半姉のベルカントも連覇しているように、このコースの適性は十分と言えるでしょう。馬柱上の成績ではここ3走崩れていますが、能力的には見劣りしません。人気は無さそうですが、面白い一頭だと思います。
カッパツハッチ 前走:韋駄天S9着 【父:キンシャサノキセキ】
昨年のアイビスSDではライオンボスに食い下がって、2着を確保しました。枠順を考慮したら、勝ちに等しいと言えるでしょう。ただそこからが今一つの成績で、前年好走した韋駄天Sでも大敗してしまいました。仕掛けどころで、窮屈になる場面を考慮しても負け過ぎで、今回は軽視したいと思います。
ゴールドクイーン 前走:さきたま杯8着 【父:シニスターミニスター】
ダート戦でも、初速のスピードは抜けていました。今回は初の直線1000m戦になりますが、これまでのような競馬が出来れば、好勝負になるでしょう。このコースはこれまでダートを走っていた馬が、突如として好走することも多々ありました。血統背景や近走のダート戦が嫌われて人気は無いと思いますが、面白い存在です。
ジョーカナチャン 前走:韋駄天S2着 【父:ロードカナロア】
前走の韋駄天Sでは、テンから出していってライオンボスにアタマ差まで食い下がりました。ハンデ差や枠順など恵まれた中での好走だったので、同じ条件にならないと厳しいでしょう。ルミエールADでは2枠から大敗しており、外枠が欲しいのは間違いないでしょう。当然同型も強力ですし、ライオンボスとのハンデ差も縮まりますから、厳しい勝負になるでしょう。
ダイメイプリンセス 前走:韋駄天S3着 【父:キングヘイロー】
2年前のこのレースの勝ち馬で適性は十分あるでしょう。コーナーを回る競馬よりも直線競馬の方が得意と陣営も話しています。前走の韋駄天Sも最後方から馬郡を捌いて伸びてきており、能力の衰えは無さそうです。成績的にも夏場に調子を上げてくる傾向にあります。この馬は後方から競馬を進めるので、外枠に入るより中枠ぐらいの方が良さそうです。
ナランフレグ 前走:韋駄天S5着 【父:ゴールドアリュール】
昨年の閃光特別では、上がり31.7秒と異次元の末脚で差し切りました。左回りか直線競馬で能力を発揮しますので、今回の条件は適性十分でしょう。前走もこの条件で敗れてしまいましたが、開幕週の綺麗な馬場でこそでしょう。この馬も後方から競馬を進めるので、外枠だとかえって不利を受けてしまう為、外枠に入らない方が良いでしょう。
モンペルデュ 前走:天王山S取消 【父:Cairo Prince】
落馬事故から精彩を欠いていますが、3歳時はテンのダッシュ力で注目されていた馬です。仕上がり具合は気になるところですが、想定騎手で西田騎手を配してきた点は陣営の気合の表れでしょう。テンから行き切る競馬をしてくるでしょうから、外枠は欲しいでしょう。後は鞍上がこのコースのプロなので、その手腕に期待したいところです。
ライオンボス 前走:韋駄天S1着 【父:バトルプラン】
このコースの絶対王者と言えるでしょう。崩れたのも昨年のルミエールADの2着のみです。外枠のみで勝ち上がっている訳ではないのは注目すべきでしょう。もちろん最内枠とかに入れば、話は変わりますが、無理に逆らうより素直にこの馬の能力を信用するべきだと思います。
ラブカンプー 前走:CBC賞1着 【父:ショウナンカンプ】
前走のCBC賞はアッと驚く逃げ切りでしたが、イベリスの除外と連闘のグランドロワの出遅れで展開が向いた印象です。そこから斤量が5キロも増えますし、最も危険な人気馬だと言えるでしょう。
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