社台サラブレッドクラブ 募集馬リストからこの世代の考察
来年以降の競馬を見極める意味で、クラブ募集馬は良い指標になります。新種牡馬や同系統の種牡馬が、どの程度所属されるかで期待値を図ることも出来ます。G1サラブレッドクラブに関しては、バランスを重視されているのか偏った頭数の種牡馬が居なかったので割愛致します。東西で複数頭募集の馬のみピックアップしています。もちろん、1頭のみ募集の種牡馬でも走る馬はいますので、ご了承下さい。社台サラブレッドクラブはサンデーレーシングと違い、外国産馬が充実している印象です。実績もあるので、注目する価値は十分あるでしょう。募集馬診断は出資しない馬にするには、無責任な診断になりますので、遠慮致します。
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社台サラブレッドクラブ
ディープインパクト (関東5頭、関西4頭)
関東馬は早産まれが多いですね。関西馬はギベオンの全弟のみ5月産まれですが、良血なので当然募集が殺到するでしょう。バランスが整っていて、良い馬が揃っている印象です。
ロードカナロア (関東2頭、関西4頭)
サンデーレーシングと違い、募集頭数が半分しか居ない点は、生産牧場の意向の差でしょう。関東馬は2頭とも5月産まれなので、手を出しづらいイメージです。関西馬は良血馬が多く、高齢になってしまったダイワスカーレット産駒が募集されていて驚きました。
ハーツクライ (関東2頭、関西3頭)
サンデーレーシングと同じ頭数の募集です。関東馬2頭は兄弟馬がサンデー系で結果を出しています。ハーツクライに変わって、どのような結果になるか興味深いです。
ダイワメジャー (関東2頭、関西4頭)
サンデーレーシングと異なり、倍の6頭の募集となりました。この辺りはクラブの意向の違いでしょう。ここ最近のクラブ成績の差を見るとこの産駒数の多さは失敗する気もします。
ハービンジャー (関東4頭、関西2頭)
サンデーレーシングより2頭多い募集で、クラブの期待の高さも伺えます。結果が出てる配合のセレブリティモデルの19は気になる存在です。
ドゥラメンテ (関東2頭、関西4頭)
東西の違いはありますが、サンデーレーシングと同じ頭数が募集されています。初年度こそあまり評判が上がっていませんが、期待は表れていると思います。気性的な面が解消されればここでも活躍馬を出せるのではないでしょうか。
モーリス (関東2頭、関西1頭)
サンデーレーシングと異なり約半分の頭数で二年後結果が分かれそうです。個人的にはこの辺りが社台とサンデーレーシングの違いが出てくるところだと思います。差が出ている産駒を狙うのも一つの手かもしれません。
イスラボニータ (関東2頭、関西3頭)
生産クラブなので頭数が多いのは当然ですが、この采配がクラブの成績を分けます。新種牡馬なのでどのような結果になるかは分かりませんが、興味深い種牡馬です。個人的には様子見しようと思います。
キングカメハメハ (関東3頭、関西5頭)
ほぼ最後の産駒と言っても過言ではありません。記念に出資するには金額が高くなりそうですし、価格が出たら驚く結果になってもおかしくないと思っています。
エピファネイア (関東1頭、関西2頭)
サンデーレーシングと同様の頭数で活躍馬が出た割には少ない印象です。来年以降はもっと頭数が増えそうな気もします。まだ先物買い出来るかもしれません。
ジャスタウェイ (関東2頭、関西2頭)
そろそろ大物を出さないと厳しい状況になってきました。個人的には走るイメージがイマイチ湧きません。今年の募集馬も厳しそうなイメージがあります。
ここで取り上げなかった産駒の中でも気になる馬は数多くいました。全体的にマイナー種牡馬の産駒も居て、マニアックな方は狙いたい人もいるのではないでしょうか。外国馬も面白いラインナップな印象です。
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