NHKマイルC 特別登録馬段階 見解 【有力馬】
相変わらず無観客での開催となります。前哨戦が終わった段階ですが、抜けた馬がいないため、混戦ムードとなっております。前哨戦で敗れた馬でも十分勝負になる実力差だと思います。ここでは上位人気が予想される6頭を紹介します。
現時点での本命候補公開中→
中央競馬ランキングのクリックをお願い致します。
東京芝1600m フルゲート 枠順成績(過去5年)
フルゲートですが、内と外で大きな偏りは無さそうですね。
東京芝1600m 騎手成績(過去5年)
ルメール騎手、田辺騎手、デムーロ騎手の成績が良いですね。
出走予定馬見解 【有力馬】
サクセッション 横山典 前走:スプリングS3着 【父:キングカメハメハ】
前走のスプリングSでマイル路線か中距離路線に進むかを見極めた一戦でしたが、3着に敗れたためマイル路線に進むことになりました。前走は1000m通過63.2秒と超スローペースを後方から早めに動いたものの、最後はガロアクリークに突き放されてしまいました。ガロアクリークもその後の皐月賞で3着に好走しているので、レベルが低かった訳ではないと思います。中山マイルがベストだと思いますが、東京マイルも新馬で走っていますので、問題無いでしょう。全兄も早くから活躍していましたので、本馬がこの時期から活躍してもおかしくありません。
サトノインプレッサ 武豊 前走:毎日杯1着 【父:ディープインパクト】
超良血馬で3戦3勝のキャリアからここでも上位人気に支持されるでしょう。デビューから出遅れ癖が一つのネックになっていましたが、前走の毎日杯では1馬身ほどで済みました。キャリア3戦全て上がり3ハロン最速ですが、稍重、重、重という馬場でしか走った事がない珍しい経験をしています。そのため、パンパンの良馬場になった際にどれくらいの末脚が発揮出来るか未知数ではあります。また、初の関東遠征にもなるのでその点も気に掛けるべきでしょう。
シャインガーネット 田辺 前走:ファルコンS1着 【父:オルフェーヴル】
4戦3勝のキャリアですが、田辺騎手が騎乗した際は3戦全勝と手が合っているのでしょう。前走のファルコンSでは、好スタートからラウダシオンの真後ろにつけます。やや手綱を引きながらでしたが、1頭飛ばした馬がいたのでその後はしっかりと折り合いがつきます。最後の直線はラウダシオンを目標に追い出され、馬場の良い外側を突き抜けています。展開も恵まれましたし、渋った馬場も合っていたのでしょう。東京マイルでも勝ち星がありますし、間隔を空けて桜花賞をパスしたローテーションは怖い存在でしょう。
タイセイビジョン 石橋 前走:アーリントンC1着 【父:タートルボウル】
2歳時は折り合いにかなり難がありました。しかし年明け初戦のアーリントンCでは、馬場が悪かった中で折り合いをつけて内から突き抜けています。ハイペースだった点も向いたかもしれませんが、鞍上とも手が合っているのかもしれません。今回は間隔が詰まっての関東遠征なので、再度折り合い面に不安がありますが、持ち時計も持っていますし、馬郡を割って来れる勝負根性も魅力的です。
ルフトシュトローム レーン 前走:NZT1着 【父:キンシャサノキセキ】
キャリア3戦3勝が中山マイルで挙げたものです。ただ勝ち時計が1.37.3→1.34.8→1.33.0とかなり詰められています。初の東京マイルや徐々に折り合い面に不安が出てきている点は気になりますが、この時期の東京マイルの時計勝負にも十分対応可能だと思います。あとはデビューから馬体重が減ってきてしまっているので、馬体重を維持できるかがカギになるでしょう。
レシステンシア ルメール 前走:桜花賞2着 【父:ダイワメジャー】
春の大目標は桜花賞だと思っていました。昨今の外厩制度は優秀ですが、間隔が詰まった際は、その弊害で成績を落としがちです。本馬もチューリップ賞3着→桜花賞2着と着順こそさほど上がっていないように見えますが、パフォーマンスは大きく上昇しています。そこから中4週での出走は、前走の疲労から更なるパフォーマンスの上昇は望めないのではないでしょうか。桜花賞直行の勝ち馬でも1週間でも長く間隔を空けようとしている現状ですので、ここは出涸らしの可能性を懸念するべきです。
現時点での本命候補公開中→
中央競馬ランキングのクリックをお願い致します。