天皇賞春 G1 予想+厳選予想
5月3日(日) 中央競馬 予想
開幕週の先週とは異なる馬場傾向になりました。しかし天皇賞春は年に一回の特殊条件なので、同様な傾向になるかは未知数です。本命馬はブログランキングで無料公開致しますのでバナーのクリックを宜しくお願い致します。
京都開催
芝コース
早めの時計が出ていました。しかし、超高速時計で前が止まらない訳ではありません。早い上がりも計測されていたので、差しも届きます。
ダートコース
先週と異なり、前残りが目立ちました。厳しいペースでも逃げ馬は残っていました。
京都11R 天皇賞春 G1 芝3200m
【展開予想】
スタートで注目すべきは、キセキがゲートを出るかでしょう。同馬の気難しさが解消していなければ、前走のようなことも十分あり得ます。仮にゲートを出たとしても、年々ゲートの出が遅くなっている同馬がハナを切れるとは思えません。ここは去勢放牧明けにはなりますが、ダンビュライトがハナに立つでしょう。キセキの出遅れは、精神的な気難しさから起こるものだと思っています。父のルーラーシップも晩年は同様の出遅れをしていて、改善するどころかレースを追う毎に酷くなる一方でした。キセキも同様になる可能性が高いでしょう。積極的に番手を主張する馬は少なく、スティッフェリオやモズベッロ、エタリオウ辺りが押し出される可能性はあります。シルヴァンシャー、フィエールマン、メイショウテンゲン、あたりは中段ぐらいを確保出来そうです。その後に、ミッキースワロー、ユーキャンスマイル、メロディーレーンが追走するでしょう。トーセンカンビーナはキャリアで全てで出遅れております。前走の阪神大賞典はキセキが大きく出遅れた為、フォーカスされていませんでしたが、トーセンカンビーナもしっかりと出遅れていました。今回も間違いなく出遅れてしまうでしょう。スローペースで進むと思いますが、キセキが前走のように動かしてくる可能性はあります。フィエールマンも昨年は道中動かしていたので、道中のポジションを上げてくる可能性はあります。
◎ ここ最近はスランプに陥った印象ですが、実力はまだ見限れません。元々はフィエールマンやユーキャンスマイルと接戦を繰り返していた実力馬です。昨年の天皇賞春も離された4着ですが、ユーキャンスマイルには先着をしています。今年も好枠を引きましたし、昨年のように後方一辺倒ではないでしょう。今回は一週前のフォトパドックでも、トモの張り方がデビューから最も良く見えます。体調面はここ最近で一番なのは間違いないでしょう。前走の日経賞ではポジションを取りに行った事が裏目に出ましたが、走り自体は悪くありませんでした。外差しが利く馬場を早め先頭で0.6秒差なら上々です。今年はハーフブリンカー着用で、ポジションを取りに行きやすくなったのではないでしょうか。天皇賞春は4コーナーで好位のインで我慢をした馬の好走が目立ちますし、前走の経験を活かしてくるでしょう。今年はメンバーレベルが低く、各馬何かしらの不安点を抱えての出走となります。唯一、不安のなかったフィエールマンも大外枠に入りました。頭数が14頭とは言え、逃げ先行馬ではないフィエールマンがこの枠を引いたら苦戦するのは間違いないでしょう。キセキも戦法が定まらず、捲ってくる競馬をしてくるかもしれません。好位のインか中段のインで控えて直線を迎えれば、スランプ脱出の可能性は高いでしょう。
○ 1.4.6
モズベッロ、ダンビュライト、スティッフェリオ
好枠に入った馬を上位に取りました。積極的に逃げる馬は少ないですが、レース傾向的に前で上手く立ち回った馬の好走が目立ちます。モズベッロは距離適性と斤量がカギになりますが、絶好枠からどのように立ち回るか見ものです。ダンビュライトは去勢手術明けという不利はありますが、追い切りは動けていますし、他場に比べて好走している京都競馬場です。無観客開催も追い風になるでしょう。スティッフェリオは元々先行出来るダッシュ力を持っています。陣営は後方待機を示唆していますが、好スタートから同厩舎で先行策を取れたら乱ペースになることはないでしょう。距離の不安はありますが、上手く立ち回ればチャンスありだと思います。
▲ 14
フィエールマン
有力馬で最も不安点がありません。しかし、道中自在に動けても大外枠は不利と言わざるを得ません。距離適性は菊花賞と昨年の天皇賞春で証明済みです。間隔を空けてレースに臨むスタイルもむしろ好感を持てます。対抗一番手でしたが、枠順を考慮して評価を落としました。
△ 3.5.7.8.9.10.11.12
トーセンカンビーナ、ミッキースワロー、ユーキャンスマイル、キセキ、ミライヘノツバサ、メロディーレーン、メイショウテンゲン、シルヴァンシャー
馬連の紐として一応最少額押さえますが、ほぼ消しに近く考えています。
【買い方】
本命馬の複勝にメインに単勝と馬連を少しだけ購入します。不安がなかったフィエールマンですら、大外枠を引き当ててしまいました。こうなると各馬不安な事だらけです。印はたくさん打ちましたが、あくまで馬連の相手の購入金額が高い馬を上位に取った印の打ち方をしています。本命が複勝圏内に入らなければ外れになります。もし1.2着に入ればボーナスが入るという解釈になります。
東京開催
芝コース
内が有利になりました。時計も早く大外一気は厳しいでしょう。
ダートコース
早い上がりの計測が目立ちました。砂は乾き切っていましたが、上がり3ハロンは34秒台後半も出る特殊な馬場でした。
東京11Rスイートピーステークス 芝1800m
東京芝1800m フルゲート 枠順成績(過去5年)
勝率は1枠が抜けています。大外はやはり不利な傾向が出ています。
東京芝1800m 騎手成績(過去5年)
移動制限がかかっている影響で、成績の良い騎手はG1開催場での騎乗が予定されています。あまり騎手成績はあてになりません。
◎ 2枠4番 クリスティ
土曜日の馬場は内が極端に伸びるということはありませんでしたが、インを上手く立ち回った馬の好走が目立ちました。スタートを決めて、内から上手く立ち回れる可能性のある同馬でしょう。前走こそスタートで立ち上がってしまいましたが、偶数番に入った際は好位につけるスタートを見せています。この舞台では、ワーケアと0.5秒差に好走したこともあります。ゲートで立ち上がってちぐはぐな競馬からの一辺は濃厚でしょう。
○ 6枠12番 ミアマンテ
前走の敗退で人気が落ちそうですが、素質はここでも見劣りません。新馬戦は重馬場を大外から尻上がりのラップタイプで突き抜けました。かなりの距離ロスでしたが、それでも3馬身差の余裕がありました。2戦目は不良馬場の中、これも尻上がりのラップタイムで馬場の外側を突き抜けました。馬体重が420キロ前後しかないので、馬場が悪化するとかなり不利になります。前走のフラワーCは、初めてコーナー4回の競馬でリズムに乗れませんでした。この日は最後の直線が強風で追い込み辛くなっていました。4コーナーで捲ってきた馬に前をカットされ、かなり大外を通らされてしまいました。カットされた時に躓く不利もありました。今回は同じ1800mでも、ほぼ2回しかコーナーを回りません。また、パンパンの良馬場も馬体重が無い同馬には追い風になるでしょう。
【買い方】
本命馬の単勝と複勝、本命馬から対抗馬への馬連も抑えます。
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