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皐月賞 【特別版】 有力馬詳細診断

2020-04-14G1 特別登録馬段階 見解

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三強と目される今年の皐月賞は、無観客開催で例年と異なる環境での競馬開催となります。無敗の二頭は年明けからレースを使っておらず、皐月賞とダービーにコンディションを合わせてきました。
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昨今の外厩制度で直行でも不安はありませんが、盤石と言えるわけではありません。競走馬の能力は外厩制度で上がりますが、競走馬の能力は一定に発揮出来るものではありません。G1なので多頭数の経験であったり、今までに経験したことのないペースによって、これまで見せていた能力が発揮出来ないかもしれません。

【馬場】
先週の土曜日は好天の影響で馬場も乾き、時計の早い決着が見受けられました。その前の週も重賞では好時計が計時されていたものの、後方から外を回して差してくる馬は皆無でした。しかし日曜日は雨の影響を途中から受けた為、全体時計はそれほど早くありませんでしたが、メインレースでも上がり33.1を計時されるなど悪化したようには見られませんでした。また、このレースは後方から外を回して追い込んでくる馬の決着だった点も見逃せないでしょう。今週の天気はまだ安定していませんが、金曜日から土曜日にかけて雨予報が出ています。どの程度降るかも未知数ですし、当日まで検討する必要があります。

有力馬詳細診断
ヴェルトライゼンデ 前走:スプリングS 2着 池添 【父:ドリームジャーニー】
デビュー時から490キロを超える大型馬で、小柄だった父とは真逆の作りで出てきました。父に似ているところは右回りの小回りコースが得意舞台というところでしょう。しかしピッチ走法だった父とは違い、この馬はストライドも伸びている印象です。デビュー戦の小倉1800mでは、重馬場を苦にせず3馬身差で圧勝しております。ラップタイムもラスト4ハロン12.4-12.4-12.3-12.2と失速しておらず、瞬発力というよりは持続力に寄ったタイプだと言えます。続く萩Sでも稍重の馬場を考慮して、馬場の外を上がり3ハロン34.5秒で半馬身差の勝利を収めています。この2戦を見ての通り、雨が降った際に不安はありません。年末のホープフルSでは、五分のスタートを切ったものの、他馬と並んでしまい、鞍上が後方に下げて1コーナーをインに入れる好騎乗がありました。そのまま進んでいれば他馬に挟まれる形になっていたでしょうし、リズムの悪い形になっていたかもしれません。しかしこの自在性は、フルゲートの小回りコースの舞台では大きな武器になると言えます。この時コントレイルとは、0.2秒差でしたが、十分逆転可能な着差だと言えるでしょう。続くスプリングSでは、1000m通過63.2秒と超スローペースで自身の苦手な瞬発力勝負になってしまいました。サクセッションが早めに動いた影響があるものの、4コーナーでの手応えも悪く、最後はガロアクリークに突き放されてしまいました。この1戦で評価を下げる方がいるかもしれませんが、あくまでここはトライアルです。ノーザンファーム生産馬は外厩調整されており、レース間隔を空けて直行で成績を出す馬もいますが、ひと叩きされてベストパフォーマンスを発揮する馬もいます。同馬が得意とする持続力勝負になりやすいこの舞台設定と多頭数で武器になる内を立ち回れる脚質、ひと叩きされた状態を考慮すれば三強を崩しての戴冠もありえるのではないでしょうか。

コントレイル 前走:ホープフルS 1着 福永 【父:ディープインパクト】
新馬戦では走る父の特徴を受け継ぐ456キロでのデビューで優勝しております。スタートも上々でしたし、他馬が外から被せてきても、気にする様子はなく追走出来ていました。やや掛かり気味だった点は気になりますが、1000m通過62.7秒だった点を考慮すれば、及第点でしょう。最後の直線も軽く仕掛けただけで、上がり3ハロン33.5秒を計時したように、瞬発力にはケチをつけるところがありません。続く2戦目は東スポ杯2歳Sで圧巻のパフォーマンスを見せます。初めての関東遠征で馬体重の増減はありませんでしたが、発送直前の輪乗りで鞍上を落馬させる気の悪い一面も見せました。スタートは五分に出ましたが、鞍上は馬の気分に合わせて、中段の位置を取りにいきます。口はやや割り加減でしたが、手綱が引っ張られることなく中段で折り合っていました。1000m通過58.7秒の5~6馬身後方ぐらいを絶好の手応えで進みます。最後の直線は外に持ち出すと、上がり3ハロン33.1秒の末脚で快勝しています。コース形態、距離、展開、ペース、鞍上、馬場状態など全てが揃っての1.44.5だとは思いますが、圧巻のパフォーマンスでした。この勝利で三冠を意識した陣営は、コース適正が向いてないことを意識していながらも年末のG1であるホープフルSに向かいます。再度の関東遠征でしたが、462キロと馬体重を増やして調整にも成功していました。年末の中山でこれまでよりパワーを要する馬場と初めてのコーナー4回の競馬を克服する競馬でしたが、これも難なくクリアしています。2番枠と良い枠も引きましたし、同厩舎のパンサラッサもラビット役としてハナを切りました。五分のスタートから1コーナーを掛かり気味に先行したことは、やはり鞍上が変わった影響でしょう。口を割っていましたし、手綱も大きく引くロスが見受けられました。しかし他馬よりも内枠だったため、外を回すロスも挟まれるロスもなく1コーナーをパスします。その後は折り合いもスムーズになりましたし、周囲に馬も少なかったことから3.4コーナーをスムーズに加速して最後の直線を迎えます。先頭に立つと気を抜く面がありながらも楽に抜け出してきました。コーナーでの加速も問題ありませんし、ここまでは順調でしょう。重箱の隅を突くなら多頭数で揉まれた際に鞍上が折り合わせられるかの不安が付きまといます。東スポ杯とホープフルSを見比べるとその差は歴然です。また、年末の中山の馬場はクリア出来たものの、週末の雨による馬場の悪化はプラスに働かないでしょう。皐月賞でディープインパクト産駒が優勝した際はいずれも1.57.8or1.57.9秒での決着で、早い時計での決着も一つの指標かもしれません。

サトノフラッグ 前走:弥生賞 1着 ルメール 【父:ディープインパクト】
新馬戦は3番人気に支持されたものの、6着に敗退してしまいました。国枝厩舎が新馬戦で仕上げて来ないのは有名ですし、スタートも出遅れてレースの流れに全く乗れていませんでした。続く2戦目はスタートも上々でしたし、最後の直線も外めのポジションからラスト3ハロン34.5秒の末脚で突き抜けています。レースラップも11.9-11.5-11.6とそこそこに流れていました。この週はレコード連発の馬場だったので、1:59:5の勝ち時計にそこまで価値は見出せませんが、早い時計の決着に対応可能な事は分かりました。3戦目は中山2000mということもあり、鞍上がスタートからポジションを取りに来る競馬をしましたが、戸惑うこともなく3馬身差の快勝でした。前走の弥生賞では、やや後方の位置取りから3コーナーを捲り気味に押し上げ、渋った馬場に脚を取られることなく突き抜けています。2着のワーケアは0.3秒差でしたし、その時騎乗したルメール騎手が、相手が悪いというコメントからも相当強かったのだと思います。ディープインパクト産駒でありながら、中山コースも苦にしませんし、多少渋った馬場もこなせるでしょう。先に出したとおり、このコースでのルメール騎手の成績は図抜けており、単勝回収率は128%も記録しています。各馬の実力が拮抗している状況では、鞍上の手綱捌きで勝敗が決する事が往々にしてあります。ただ同馬もディープインパクト産駒なのでコントレイルの欄に示した通り、時計の早い決着が望ましいのかもしれません。

サリオス 前走:朝日杯FS 1着 レーン 【父:ハーツクライ】
現役屈指の超大型馬です。シルクホースクラブでの募集時も500キロを超えており、当初は脚元への負担が懸念されていました。しかし、周囲の懸念とは裏腹に順調に調教を進め、6月デビューを果たしております。デビュー戦はレーン騎手を背に五分のスタートを切ったものの、行き脚がつかず後方からレースを進めます。600m通過が38.3秒と超スローペースでも折り合いを欠くことはありません。完全に逃げ馬の逃げ切りペースですが、上がり3ハロン33.1秒で突き抜けております。上がり3ハロンは優秀ですが、それでも一杯に追われておらず、まだ底を見せていません。間隔を空けた2戦目は、五分のスタートから前めのポジションを取りに行きます。ポジションを取りに行ったことでやや手綱を引いていましたが、口を割っていませんし、折り合いはついていました。最後の直線はクラヴァシュドールに楽に並ばれましたが、ここから勝負根性を発揮して突き放しました。前半のペースが上がりましたが、上がり3ハロンは同じ33.1秒を計時しており、能力の違いを見せつけました。3戦目の朝日杯FSでは関西遠征でしたが、外厩がしがらきの同馬にとっては輸送も大した負担にならないようでした。好枠から五分のスタートを切り、鞍上は馬場を意識してかなり前めのポジションを取りに行きます。外から被せられても、折り合いを欠くことはありません。オーバーラップのペースでしたが、鞍上は早めに仕掛けていきます。残り200mの地点で後方から進めた2.4着馬に1馬身半差まで詰められますが、ここから鞍上の叱咤に応えて突き放します。結果的に2馬身半差をつけており、ここでは実力が抜けていました。その後はノーザンファームしがらきに放牧に出ており、3月7日に帰厩しています。帰厩当初から右トモの状態や咳が見受けられた点は気になりました。また、馬体重が558キロもあり、ここからどのようの調整するか注目です。また、ハーツクライ産駒の獲得賞金上位10頭を見ると、いずれも古馬で大成しており、3歳の時点でG1を勝利したのはヌーヴォレコルトとワンアンドオンリーのみです。

2歳でG1を勝利した産駒がサリオスのみなので規格外の可能性はありますが、やはりこの時期の成長力には疑問が残ります。また同馬はデビューから東京競馬場と阪神競馬場でしか走っておらず、小回りの中山コースを克服出来るか課題が残ります。また距離もマイルの経験しかなく、コーナー4回の競馬も経験がありません。鞍上は新馬戦で騎乗しており、同馬に騎乗するために早めに来日した点が怖いですが、不安がない訳ではありません。

マイラプソディ 前走:共同通信杯 4着 武豊 【父:ハーツクライ】
毎年ハイレベルになる中京2000mの新馬戦を後方からレースを進めて1着入線しています。先を見据える騎乗でしたし、馬体重も500キロ越えと今後を考えると頼もしい馬体重です。スローペースでも折り合いを欠くことなく、最後の直線は大外に持ち出してラスト2ハロン11.3-11.2の流れを差し切っております。稍重の馬場も克服しており、コーナー4回の競馬も経験出来ました。続く2戦目はメンバーレベルが低く、直線だけの勝負でしたが、上がり3ハロン33.4秒の末脚で突き抜けております。3戦目は、小回りの京都2000mでしたが、馬場が渋っていた影響とミヤマザクラの早仕掛けにより、4コーナーでは手応えが悪くなりましたが、最後は2馬身の差をつけて優勝とパーフェクトな成績を収めて2歳を終えました。この時点での鞍上は、2歳G1馬との比較を聞かれた際に、まだ差があるとの評価を下していました。年が明けての共同通信杯では、初めての関東遠征、天候、展開、斤量、枠順と全てが悪い方向に向き、デビューから初の黒星となってしまいました。しかし今後を考えたら悲観する内容ではありません。このレースで勝ちに来る競馬をしていたら、先を見据えた後方から進めるスタイルを崩さなくてはなりません。ここでの敗戦は度外視する選択があっても良いと考えます。

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